自費診療と保険診療の利点・欠点



自費で行う治療にも、保険の範囲内で行う治療にもそれぞれの利点・欠点があります。

保険診療

利点

・自己負担金が少ない

・保険点数はどの医院でも同じ

欠点

・保険制度が極めて複雑

・保険点数の改訂が頻繁に起こる

・治療は全て制限が付きまとう

・患者には保険点数が分からない

・点数配分の根拠が不明

自費診療

利点

・処置法選択の自由度が高い

・患者のニーズに応えやすい

・満足な治療結果を得られやすい

・最新技術を利用できる

・ほとんど制限がない

欠点

・高額な費用と時間がかかる

・医院によって料金が異なる

 

自費診療と保険診療の比較はとてもデリケートな問題です。保険診療で痛みを取り除き、ある程度噛めるようにすることはできます。ただ、私たち歯科医師も患者様と同様に「人間」であり、神様でもなければ魔法使いでもないのですから、このような多くの制限の中で患者様の希望を全て叶えることはできないように 思います。でも 歯科医師である以上、歯科医師は最大限の努力をします。こうした枠組みの中でもできる限り患者様の要望や期待に応えられるように、専門家としての努力をしていかなくてはならないと考えています。

制度や枠組みに左右されることなく患者個々の要求にフレキシブルに対応できる「自由診療」も、自費診療に含まれます。

私達歯科医師が提供できる治療法はどんどん進歩して拡大しています。保険が適用できる治療法はその中のほんの一部に過ぎません。年々医療費が国の財政を圧迫しているので、全ての技術を保険で賄おうとするのは国としては無理なことなので仕方ないのですが、同時に患者様の要求全てを満たすことにも無理が生じてくるわけです。 

ぜひ、この機会に今後の治療方針を担当医とよく相談して決めてください。